カラフルな花火
今日、新入社員教育で花火はなぜカラフルなのかを勉強しました。
ご承知の方も多いと思いますが、これは「ザ・分析化学」なのです。
炎色反応の実験を中高生で経験しましたよね。ある元素を含有した
物質をガスバーナーの炎の中に入れると特有の色を発します。
携帯電池などに使われているリチウムは赤に、塩でおなじみのナトリ
ウムは黄色、不足すると骨粗しょう症になるカルシウムはオレンジ、
10円玉の銅は緑に輝きます。不明の水溶液の正体を突き止めるときに
用いる定性分析の一種です。
玉屋さんや鍵屋さんはその昔、火薬にいろいろな場所の土などを練り
こんでお店独自の色合いを出していたんでしょうかね。
今年の夏祭りは、「タマヤー!」の代わりに「リチウム!」「ナトリ
ウム!」の掛け声をお試しください。パートナーから間違いなく
興ざめのお叱りを受けると思いますが・・・(@_@)