水は特殊

先週の土曜日、ある寄り合いで久しぶりにお会いした奥さんから、

ブログ見てるよ〜、参考になるわぁ」と言ってもらいましたので、

ちょっと調子こいて、また本道に戻ります。

しかし、今年はよく降りますねぇ。明日の朝は雪かきでしょうか?

先ほどの雷には飛び上がりました(>_<)

雪を眺めていて物質の三態のことが頭をよぎりましたので、今日は

これで行きます。

ご承知の通り、物質には固体、液体、気体がありますね。水に限って

それぞれ氷(雪)、水、水蒸気と言葉を変えて表現しています。生き

ていく上で最も重要な物質ですが、他国と違い、豊富な水資源に恵ま

れた日本では恩恵をあまり感じないのが実情です。

この水、化学的にはメチャメチャ変わり者だということをご存知で

しょうか?よーく考えてください。私達が生活している温度帯で、

物質の三態を観察できるものが他にありますか?直ぐにお酒の話に

してしまいますが、アルコールは液体と気体は納得できますが、固体

を見たことありますか?絶対にないと言い切れます。だって-115℃

ぐらいにならないと固体になりません。油はどうでしょう。固体と

液体は納得ですが、気体となると火事になるぐらい加熱(200℃以上)

しないとはっきりと見えません。

要するに水は凝固点から沸点までの差(100℃)が非常に小さい特別

な物質なのです。その変わり者がなければ生きていけないのが化学

の妙です。